8 4月

好き嫌いがあるのは普通

利用者や家族に対してそう思わないようにしていても好き嫌いがあり、自分はケアマネとして失格ではないかと悩んでしまいストレスを感じてしまうのはよくあるだ。
そもそもケアマネあるあるの代表的なものでどんなにベテランでも同じようなことは感じており、これをダメとしてしまえば誰もこの仕事ができなくなってしまうだろう。要するに自己覚知で、自分の好き、嫌いという感情やどんな感情を抱くかという傾向、それらを認識とした上で援助に影響を与えないように注意していくだけだ。
逆に好き嫌いが意識できていない場合は無意識のうちに自分が嫌だと感じる人を排除してしまう可能性がある。そのため、感情を認識している人は自分の気持ちをわかっているのでそう心配することではないと言えるだろう。

プロの援助者である限りは相手を選ぶことができないので、援助の質に差異がないようにして対処することが大切だ。その際、自分の感情や行動を監視するメタポジションの自分を頭の上におくというのもよくある話だろう。いわゆる天使と悪魔がいて自分にささやくみたいなものだが、メタポジションの自分に思考や感情をチェックさせながら客観的に判断していくことが大切になる。

また、面接技術のスキルアップはもちろんですが、自ら申し出ての担当交代もひとつの手だろう。責任感からか援助関係が破綻していては、担当を続けることでどちらにとっても最悪な結末を迎えかねない。担当を利用者側から替えられるとダメージも大きくストレスや自信の喪失にもつながるので管理機能がきちんと働いての交代はいい方向に向かうだろう。事業所に頼れないときはマッチングが得意な地域包括センターに頼るのもひとつの手だ。

1 4月

気持ちを入れ替えることが大切

ケアマネの勤務先によっても、ストレスに対する内容は変わるだろう。
行政機関で働く事もあれば、特別養護老人ホームなどの施設で働く事もある。独立をして一人で仕事を立ち上げる方もいるだろう。
行政機関は、多くの方が頼る場所として、一人で抱える仕事量が多くなってしまう可能性がある。営利企業であれば、コミュニケーション能力が高く知識を多く持ち合わせているケアマネに、営業活動を行わさせる可能性がある。独立して仕事を立ち上げる場合は、仕事量が増える場合もあり、一般的なサラリーマンの様なライフスタイルは望めなくなってしまう可能性がある。相談相手も少なくなり、全責任を自身で背負う事になるだろう。

ストレスを作り出しているのは、危険を感じさせる刺激が、自身の生活環境の中に存在しているためだ。これは、反復する事によって学習されストレスを作り出してしまうのだ。例えば、職場では無く、自宅にいる時も仕事に対する不安を抱えていれば、それは、学習されてしまい、自宅が職場の様な刺激を与える環境へと変わってしまう可能性がある。
第一に大切な事は、仕事とプライベートの時間をしっかりと設け、プライベートの時間は、仕事の事を考えない様にする事が大切と言えるだろう。第二に、部屋の模様替えを定期的に行う事によって、生活環境における反応を違う形に置き換えて行く事がポイントだ。普段着慣れている服装を変えてみる方法もあるだろう。
ケアマネに限った事では無いが、人は、起きている時間と寝る時間がある様に、仕事に対しても、ストレスを抱えながらも真面目に仕事を行う時間と、リラックスをして楽しめる時間を設ける事が大切である。